1995年から2017年第1期までのGDPの推移をグラフにしてみた。
このグラフは以下のルールに基づいて作成されている。
1.四半期ごとのGDPの季節調整済み実質値を棒グラフに示している
2.前年同期比でプラスであれば増加額が緑色で積み上げられている。この場合当期実績値は緑色の棒の最上部に示される
3.前年同期比でマイナスであれば減少額が赤色で積み上げられている。この場合当期実績は青色の棒の最上部に示される
4.前年同期比での増減の状況が一目で認識できるのがこのグラフの特徴だ。
95年以降のGDPの外観は次に示すとおりである。
1.00年以降上昇を継続し08年まで約40兆円増加した。リーマンショック時に1年間で約40兆円減少し、再び00年の水準に戻った。
2.09年第2四半期から回復基調に乗った。
3.11年の東日本大震災で約15兆円減少した。大震災の影響は13年第一四半期まで継続した。
4.13年第2四半期から増加に転じたが14年第2四半期の消費税増税で腰折れ、15年第4四半期まで停滞が継続した。
5.16年第1四半期から回復基調に入った。